2008年7月20日 (日)

新興住宅に多いシマトネリコの花

Simatoneriko  武蔵野も梅雨が明け、温暖化のせいか暑さも一段と厳しくなっています。近くを散歩していると、7月初旬より新興住宅の庭に木一面に白い花が咲いているように見える樹木あり、デジカメの望遠で拡大して見ると、まだ円錐花序にたくさんの蕾でした。先週、やっと写真に挿入したような開いた花が取れました。どうも蕾の期間が長い割に、開花期間が短いようで木一面が白から白黄色に変わってきました。
 この樹木について調べてみると、沖縄、中国・台湾・フィリピン・インドなどに分布する半落葉高木でモクセイ科トネリコ属に分類されるシマトネリコ(島トネリコ)であることが分かりました。名前の由来は沖縄(島)のトネリコという意味だそうで、別名台湾シオジとも言うそうです。
 最近、庭木、公園樹に植栽されるようになったのは、関東以西では霜が降りなければ常緑で涼しげな樹形あること、白い色の蕾の期間が長くてきれいなこと、果実がヘラ状翼果で特殊な形状であることなどによるのでしょう。秋にどれぐらいの果実をつけるか楽しみにしたいものです。

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2008年7月13日 (日)

袋実が同時の風情のあるモクゲンジの花

Mokugenzi  先週の半ばに、新しい花木との出合いを求めて、久しぶりに神代植物公園に行きました。公園はまだバラが花盛りで、さらにムクゲの時季を迎えていろいろな品種(花色、形状)が咲き乱れていました。そんな中でもボタン・シャクヤク園は時季が終わりひっそりしていましたが、この一角のモクゲンジだけは円錐状の花序に鮮やかな黄色い小花をたくさんつけて華やかでした。残念なのは高木のため上の方にしか花序ついておらず、私のように花木を求めて上を見上げなければ、人の目に入りにくいことです。
 この樹木について調べてみると、中国~朝鮮半島原産だそうですが、日本では本州~九州の日本海側の海岸に部分的に分布する落葉小高木で、ムクロジ科モクゲンジ属に分類されるそうです。群生地は天然記念物に指定されているところが多く、貴重な樹木とされているようです。
 写真に花序を挿入しましたが、高いところにあったため、あまり拡大できませんでしたが、小花全体は黄色で、中央部のふくらみが赤く、その配色が鮮やかです。また、花も終わりに近づいているせいか、小花とフウセンカズラ状の袋実も同時に見られ、風情があります。この現象は9月に咲く同属のオオモクゲンジにも見られます。

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2008年7月 6日 (日)

今が旬なシキザキアカシアの花

Sikizakiakasia  小金井公園に出かけるとき、多摩湖自転車道を通りますが、一ヵ所だけ珍しい樹木や草花を植栽しているところがあり、いつも興味を持って眺めています。今回はアカシアと思われる樹木に黄色い球形の花と蕾をたくさんつけていました。
 早速帰ってネットでアカシアを調べましたが、なかなか分からず、やっと樹木販売業者のHPで通称:シキザキ(四季咲き)アカシア(名称:アカシア・レティノデス、別名:シルバーワトル)であることが分かりました。このHPの解説によると、この樹木が属するマメ科アカシア属はオーストラリアに700種あるそうで、一般に「ワトル」と呼ばれているそうです。
 アカシア属の花は写真に挿入したような黄色い球状のものが多いそうですが、葉の形はギンヨウアカシアような2回羽状複葉が基本形で、三角葉、細葉もあり、シキザキアカシアは長葉(15cm以上)です。
 シキザキアカシアは四季咲きで通年花を楽しめますが、昨年から観察してきたところ、今の時期が最も旬のようです。

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2008年6月29日 (日)

心ひく香りを漂わせるクチナシの花

Kutinasi  梅雨時はアジサイが似合いますが、クチナシ(梔子)も良い香り、色合い、姿から梅雨時を代表する花の一つでしょう。
 梅雨の晴れ間に散歩していると、この時期、必ず、心ひく香りを漂わせており、咲いている方を見て、容色を確かめてしまうほど気になる灌木です。
 この樹木について調べてみると、本州(静岡県以西)~沖縄、中国南部、台湾などの暖地に分布する常緑低木で、アカネ科クチナシ属に分類されるそうです。
 名前の由来は、果実が熟しても開かないからクチナシ(口無し)という説などがあるようです。
 クチナシといってもいろいろ種類があるようで写真に挿入したように一重咲きのもの、バラのような八重咲きものなどがありますが、秋に果実がつけるのは一重咲きのもので、鮮やかな黄橙色になります。
 乾燥させた果実は、昔から黄色の染料(繊維、食品)に用いられ、また、山梔子(さんしし)と呼ばれ、生薬として利用されているそうです。
 

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2008年6月22日 (日)

さわやかな香りを漂わせるシナノキの花

Sinanoki  武蔵野も梅雨空が続いていますが、近くの武蔵野中央公園の正面入口に20数本あるシナノキが淡黄白色の花をつけ、満開を迎えています。これだけの本数があると早咲き、遅咲き、花つきの良し、悪しとそれぞれ個性があるようです。また、これだけ本数があると遠くからもさわやかな香りを感じ、花が目立たないため、何の香りだろうと思う人が多いようです。
 この樹木につて調べてみると、北海道~九州までの山地に分布する日本固有の落葉性高木でシナノキ科シナノキ属に分類されるそうです。名前の由来は諸説あるようですが、私は「科木(しなのき)」の意味で「科野(しなの)国(現在の長野県の古代名)」に多い樹木であることに由来する説を取りたいものです。
 シナノキの特徴は写真に挿入したように長いへら状の包葉を持ち、包葉の中心あたりから花枝を出し、小さな花がたくさん集まった集散花序を下向きにつけています。秋の果実期には果実は果序ごと落ち、この長いへら状の包葉によって風散布されるそうです。
 ボダイジュ(菩提樹)もシナノキ科シナノキ属ですが、花形状が異なりますが、同様に長いへら状の包葉があります。

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2008年6月15日 (日)

ミズキより1ヶ月遅いクマノミズキの花

Kumanomizuki 武蔵野は梅雨の中休みで、比較的よい天気のもと千川上水を散歩していると、ミズキと同じように枝先に葉より高く散房花序を出し、小さな淡黄白色の花をたくさんにつけた高木に出合いました。最初は月遅れのミズキの花かと思いましたが、花色がミズキほど白くなく、また散房花序の小さな花がやや疎らであり、葉が対生で枝先に集まって付いていました。
 早速帰ってネットで調べてみると、本州~九州の山地に生える落葉高木でミズキ科ミズキ属に分類されるクマノミズキ(熊野水木)であることが分かりました。名前の由来は三重県の熊野で最初に見つかったため、「熊野水木」の名がついたようで近畿以西に多いそうです。
 ミズキとの相違点はクマノミズキの葉が対生で、ミズキの葉が互生だそうです。
 果実は、球形で、秋には黒色に熟すので本来目立たないが、花序の茎が赤くなり、二色効果で目立つそうです。

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2008年6月 8日 (日)

友情の木 オリーブの花

Oribu  梅雨に入り、武蔵野もすっきりしない天気が続いています。あまり遠くにも行けず近くのグリーンパーク遊歩道を散歩していると、“The Tree of Friendship”友情の木「オリーブ」に小さな黄白色の花が咲いていました。この樹木は武蔵野市で開催(2005.8.25)された第3回日本・イスラエル・パレスチナ合同学生会議を記念して植樹されたようで、今年、3年目で初めて花をつけたようです。私は初めてこの樹木の花を見ましたが、写真に挿入したように葉腋から花枝を伸ばして黄白色の小花を総状花序につけています。
 この樹木について調べてみると、原産は地中海東部沿岸、北アフリカで、紀元前3500年頃からクレタ島で栽培が始まっていたそうで、歴史的にもいろいろ活用されている樹木です。常緑性高木でモクセイ科オリーブ属に分類されるそうです。日本には明治11年にパリ万国博覧会の際、持ち帰ったものが最初のようですが、現在は香川県小豆島等で栽培されています。
 この樹木は面白い性質があるようでほとんどが自家受粉しないそうで、そのため、2本以上を隣接して植えるそうです。今回の「友情の木」も3本植えてありました。
 今後、この「友情の木」に果実が実ることを期待したいものです。

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2008年6月 1日 (日)

儚い一日花のヒメシャラの花

Himesyara  久しぶりの晴天に誘われてグリーンパーク遊歩道を散歩していると、遊歩道にたくさんの白い花が落ちていました。見上げると、淡赤褐色の樹皮をもつ樹木で白い小さな花と蕾をたくさんつけており、ヒメシャラ(姫沙羅)と表示してありました。ナツツバキを小形にしたような花ですが、ナツツバキより花つきが良く、次々と可愛い花が咲くようです。
 早速帰ってこの樹木を調べてみると、本州(箱根以西)、四国、九州(屋久島まで)に分布する落葉高木で、ツバキ科ナツツバキ属に分類されるそうです。特に箱根や伊豆半島に多く、純林も見られるそうです。
 名前の由来はシャラノキと呼ばれるナツツバキより、葉も花も小さいため、「姫」がつけられたそうです。
 ナツツバキと同様に儚い一日花ですぐ落ちてしまいますが、花つきが良いようで、次々と咲きますので、まだまだ楽しめます。

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2008年5月25日 (日)

気品あるオオバオオヤマレンゲの花

Oobaooyamagenzi_7  先週の金曜日、陽気に誘われて自転車で神代植物公園に散策に出かけましたが、バラの花が最盛期で多くの入場者で賑わっていました。そんな中、園内を回っていると、以前からどこかで出合いたいと思っていたオオヤマレンゲ(大山蓮華)に出合い、感慨無量でした。あまり大きな樹木ではありませんが、横向きか、やや下向きに花をつけてひっそり咲いており、花には気品がある花でした。
 早速帰ってこの樹木を調べてみると、本州(関東以西)、四国、九州、中国の限定された深山にしか自生しない落葉低木で、モクレン科モクレン属に分類される、大変、自生の少ない樹木のようです。名前の由来は奈良県の大峰山系に自生し、花の形が蓮華に似ていることによるそうです。
 ただ、気になるのが、自生している花の雄しべが黄色のようですが、今回ものは、濃紅色です。たぶん、花の特徴から、オオバオオヤマレンゲ((大葉大山蓮華)朝鮮半島~中国東北部に自生)でしょう。こちらが母種で、日本に自生するものが亜種だそうです。
 一度、自生地にあるオオヤマレンゲの花を見たいものです。

        

 

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2008年5月18日 (日)

小さな蝋細工のようなイボタノキの花

Ibotanoki  風薫る5月の陽気に誘われて、多摩湖自転車道を自転車で通っていると、今年の枝先に総状花序を出して、白い小花をたくさんつけた樹木に出合いました。写真に挿入したように花冠は、長さが約8㎜の筒状漏斗型で、先端が4裂して、黄色の雄しべが2個ある小さな蝋細工ような花でした。
 早速帰ってこの樹木を調べてみると、北海道~九州の山野の林縁に広く分布する落葉低木で、モクセイ科イボタノキ属に分類されるイボタノキ(水蝋の木)であることが分かりました。名前は、樹皮につくイボタロウムシに由来するそうです。
 この虫の出す蝋物質はイボタロウ(蝋)と言い、昔は薬用や家具の艶出しなどに使われていたそうです。
 今回初めてこの樹木がネズミモチやトウネズミモチと同じ属であることを知り、意外と思いましたが、果実が球形に近い楕円形で紫黒色に熟すそうですので納得しました。

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2008年5月11日 (日)

新緑に雪が積もったようなヒトツバタゴの花

Hitotubatago  五月の連休の最後に小平市にある東京都薬用植物園に行きました。この植物園には一般に栽培が禁止されているケシなどの薬用植物と絶滅危惧の植物が収集され、栽培されています。植物園は1万坪弱でそんなに広くはありませんが、珍しい草木もたくさんありました。そんな中でも大きな樹木で新緑に雪が積もったような樹木が2本あり、写真に挿入したように単体は清楚な花ですが、集合体になると華やか花に見える樹木です。初めての出合いの樹木であり、表示をのぞくと、「ヒトツバタゴ」で絶滅危惧II類(VU)と書いてありました。
 早速ネットでこの樹木を調べてみると、愛知・岐阜県境付近と長崎県対馬、朝鮮半島、中国大陸東部、台湾の一部に隔離分布する珍しい樹木でした。落葉性高木でモクセイ科ヒトツバタゴ属に分類されるそうです。別名「ナンジャモンジャ」というそうですが、昔、名前のわからなかった樹木に、この名前が多数ついているようです。
 雌雄異株ですが、「雌株」がまだ発見されていないようで、両性花の株と雄花の株のみが確認されているようで珍しいことです。
 ただ、どの自生地も個体数が減少しているようで、今後、温暖化等の環境の変化による更なる個体数の減少が心配です。

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2008年5月 4日 (日)

アジサイのようなオオデマリの白い花

Oodemari  武蔵野も若葉から青葉に変わりつつありますが、連休どこにも行くところがなく、いつもの小金井公園に出かけました。あちこちにあるふじ棚が微妙な色合いの違いがあり、それぞれ趣がありました。今回は公園中央部北側の場所にある満開を迎えているオオデマリ(大手毬)を取り上げて見ました。このオオデマリは写真に示すように数本で山形の樹形をなして、アジサイのような純白の集散花序を枝いっぱいつけており、公園でもひときわ見栄えのする存在でした。
 この樹木について調べて見ると、ヤブテマリの園芸品種で、スイカズラ科カマズミ属に分類される落葉低木だそうです。原種は花序の周辺にだけ装飾花をつけているそうですが、この樹木は品種改良により、花序の花すべてが装飾花なったそうです。だから写真に挿入したように花序の花には雄しべ、雌しべが退化してありません。
 一度、原種のヤブデマリの花を見たいものです。

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2008年4月27日 (日)

ミズキの花序よりまるみがあるハクサンボクの花序

Hakusanboku  近くを散歩していると市の公園に、昨年、名前がわからなかった樹木に今年もミズキの花序よりまるみのある白い散房花序をつけていました。カメラをズームアップすると白い小さな花がたくさんつけており、写真の右下に示すように花弁が5枚、雄しべが5本、花柱が短いようです。淡桃色の丸いものは蕾のようできれいです。
 今年は名前を特定しようと、早速、ネットで検索して調査すると、本州(山口県)、九州、沖縄の海岸付近の山野に生える常緑低木~小高木でスイカズラ科ガマズミ属に分類されるハクサンボク(白山木)であることがわかりました。かっこいい名前がついていますが、名前の由来は石川県の白山に生えていると誤認したことから来ているようです。
 秋には楕円形の赤い小さな実をたくさんつけるそうですので、また、撮影したいものです。

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2008年4月20日 (日)

円錐花序のニワトコの花

Niwatoko  武蔵野も大分陽気が良くなり、千川上水を散歩していると、淡黄白色の円錐花序のニワトコの花が咲いていました。この樹木は以前から知っていましたが、花の咲いている時期が短く、撮影タイミングが合いませんでしたが、今回やっと撮ることができました。よく見ると淡黄白色の円錐花序に紅紫色の点々があり、カメラをズームアップしてみるとひとつひとつの花の雌しべでした。写真の左下にこの円錐花序を、右下にズームアップした花を挿入して見ました。
 この樹木を調べて見ると、日本全国の山野に分布する落葉小高木でスイカズラ科ニワトコ属に分類されるそうです。別名、セッコツボク(接骨木)と言うそうですが、枝や幹を煎じて水あめ状にしたものが骨折などの湿布薬として用いられていたことによるそうです。
 花が終わるとすぐ実がつき、6~7月には熟して赤くなり、時を待たずに散布されるそうですので、タイミングを合わせて赤い実の写真を撮りたいものです。

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2008年4月13日 (日)

可憐な淡紅色のカリンの花

Karin  武蔵野も染井吉野が終り、八重桜が咲き始めましたが、同時期にカリン(花梨)の可憐な淡紅色の花が公園などで咲き始めました。一般に、この樹木は花が短枝の先に1個づつ咲くのが特徴で写真が撮りにくい樹木ですが、散歩していると庭木で密集したところがあり、淡紅色の花がたくさん入った写真を撮ることができました。
 この樹木について調べて見ると、中国原産で日本には平安時代に入って来たとされている落葉小高木でバラ科ボケ属に分類されるそうです。名前の由来は材の木目がフタバガキ科の花櫚(カリン)に似ているのでこの名前がついたそうです。
 秋にはお馴染みの洋ナシ似た香りのよい黄色の果実をつけ、果実酒や砂糖漬けに利用されています。
 一度、果実酒をつくったことがありますが、このところ風邪などをひき易いので、その緩和のため、秋には再度果実酒をつくって見たいものです。

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2008年4月 6日 (日)

目立たないシダレヤナギの花

Sidareyamagi  武蔵野のソメイヨシノは葉桜になりつつありますが、今回は同時期に芽吹きと一緒に咲くシダレヤナギ(枝垂柳)の花を取り上げて見ました。シダレヤナギの芽吹きは春を告げる風情の一つですが、花も同時に展開しています。近くにもこの樹木がありますが、水辺のものが風情がありますので遠くの善福寺公園まで出かけて写真を撮りました。一見、枝垂れた若葉だけしか見えませんが、よく見ると枝の先のほうに可愛らしい黄色の円柱状の花序をたくさんつけており、その数の多さにに驚かされます。
 この樹木について調べて見ると、中国原産の落葉高木でヤナギ科ヤナギ属に分類されるそうで、日本には奈良時代に導入されたそうです。
 この樹木も雌雄異株だそうですが、どう言う訳か日本にあるのはほとんど雄株だそうで写真に挿入した花も雄花でしょう。
 したがって、雌株が少ないため繁殖は挿し木で繁殖させるそうです。

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2008年3月30日 (日)

桜のようなアーモンドの花

Amondo  武蔵野はソメイヨシノが満開を迎えています。先週、久しぶりに神代植物公園に行きました。特に桜の咲く季節ですのでいろいろな種類の桜が咲いており見応えがありました。そんな中でもワシントン市から送られた枝を接ぎ木した桜(神代曙と命名)が淡紅色できれいでした。
 今回取り上げる花はその隣りに桜のような花が下の方の枝に疎らに咲いている樹木があり、アーモンドと表示されていました。この樹木の花は神代曙と同様に淡紅色のちょっと大きめの花で気品のある初めて出合った花でした。
 アーモンドは一般に実(仁の部分)は食べていますが、この樹木は知らなかったので早速調べて見ると、ペルシャ(イラン)~西アジアが原産の落葉低木でバラ科サクラ属に分類されるそうです。この樹木はメソポタミア地域で紀元前4000年頃から栽培が始まり、気候があっている地中海沿岸地域に広がり、さらに今ではアーモンドの8割以上がカリフォルニアで生産させているそうです。
 日本では花が咲きますが、気候が合わなく、残念ながら食用になる実にはならないそうです。
 
 

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2008年3月23日 (日)

房状のアオモジの花

Aomozi  武蔵野もソメイヨシノが開花し、木々の新芽も日々大きくなって来ています。そんな中、自転車で回っていると、小金井公園に向かう途中の樹木園で淡黄色の花を房状にたくさんつけた樹木に出会いました。よく見ると花弁は白色で、雄しべの葯が黄色のため淡黄色に見えるようです。
 早速帰ってネットで調べてみると、台湾、琉球列島、九州西部に分布する落葉小高木でクスノキ科ハマビワ属に分類されるアオモジ(青文字)のようです。名前の由来は小枝が緑色をしているためのようですが、再度この樹木を確認したところ、小枝が緑色でした。この樹木は雌雄異株で、今回の写真の花はたくさんついていることからして雄株の花のようです。(雌雄異株の花は一般に雄株の方が優雅だそうです。)
 この樹木の材は芳香があるため、ヤマコショウやショウガノキの別名を持ち、クロモジ(黒文字)と同様に楊枝をつくるそうです。また、果実はレモンのような香りがするそうですので、一度、雌株に出合い確認したいものです。

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2008年3月16日 (日)

本格的な春を感じさせる淡黄色のヒュウガミズキの花

Hyuugamizuki  武蔵野も大分暖かくなり、木々が芽吹くようになってきました。久しぶりに練馬の武蔵関公園に散歩に行くと、もうヒュウガミズキ(日向水木)の淡黄色の花が小枝いっぱいに鈴なりについていました。ウメの花ではまだ本格的な春を感じませんが、マンサク、ミツマタ、サンシュユ、トサミズキ、ヒュウガミズキと黄色い花が続いて咲いてきますと本格的な春を感じさせられます。
 この樹木について調べて見ると、石川、福井、京都、兵庫の日本海側に自生する落葉低木で、マンサク科トサミズキ属に分類されるそうです。名前はトサミズキと同様に日向(宮崎県)に自生のためと考えがちですが、どうもそうではないようです。トサミズキに比べてやさしい姿から「ヒメミズキ」が訛った、あるいは自生発見が丹波地方なので、その国を所領とした「明智日向守光秀」からなど諸説があるそうです。
 この樹木は大気汚染に比較的強い樹木で浄化作用もあるそうで、庭木、公園樹だけでなく道路際などに植栽すると花も楽しめますので一石二鳥になるでしょう。

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2008年3月 9日 (日)

京都府立植物園のシマモミの松ぼっくり

Simamomi  先週、所用があり、奈良に行きましたが、帰りに京都に一泊し、念願の京都府立植物園に行きました。この植物園の広さは神代植物公園と同じぐらいですが、植物の種類が2.5倍以上の約12,000種類あり、日本の代表的な植物園だそうです。残念ながら早春のため、観覧温室以外では珍しい花には出会いませんでしたが、北山門近くにあったシマモミの松ぼっくりが、鮮やかな茶色で上を向いてたくさんつけていましたので写真を撮りました。
 この樹木は表示板によりますと台湾及び中国西部に自生する常緑高木で、マツ科に分類され、別名ユサン(油杉)とも呼ぶそうです。また、本樹は昭和の初期に台湾林業試験場から導入したもので、樹齢約70年の古木だそうです。開花時期は3月と書いてありましたが、まだ、その様子は見られず、どんな花をつけるのか興味がそそられます。近ければどんな花が咲くか確認に行きたいのですが・・・・・。
 この植物園には、また花の多く咲いている時期に訪れて見たいものです。
 
 

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2008年3月 2日 (日)

早春のローズマリーの花

Rozumari  3月に入り武蔵野もだいぶ春めいてきましたが、まだ、ウメやマンサク等の花木しか見ることができません。そんな中を散歩していると、市の「緑の創作園」のローズマリーが少し咲きかけてきていましたので写真を撮りました。淡青色で派手な花ではありませんが、よく見ると唇形花でユニークな花の形をしています。
 この灌木について調べて見ると、南ヨーロッパの地中海沿岸原産の常緑性低木でシソ科マンネンロウ属に分類されるハーブの一種だそうです。 ローズマリーの名前は古代ラテン語のロスマリヌス(海のしずく)に由来するそうです。
 この灌木の生葉もしくは乾燥葉は香辛料として肉料理や煮込み料理などに風味づけとして使われているそうです。
 この灌木を見つけたら、とがった細い葉を一枚取り、匂いを確かめて見るのも面白いですよ。
 

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2008年2月24日 (日)

生田の森のクスノキの神木

Kusunoki  先週に続き神戸で出合った樹木を紹介します。神戸出張の帰りに時間が取れたので、 三宮駅近くの由緒ある生田神社に立ち寄りました。神社は震災の後、建て直したようで鮮やかな朱色で中門、本殿が飾られており、荘厳さを漂わせていました。
 私の興味をそそられたのは本殿裏にある鎮守の森で、たまたまこの日は開放日だったようで中に入ることができました。立て札には「生田の森」と書いてあり、源平の合戦等の歴史的なことが起きたところのようです。この森にはクスノキの古木が5~6本あり、写真は森の中央にある樹齢300年のもので神木にふさわしい風格を備えていました。
 昔はかなり広い森だったようですが、現在は本殿裏に鎮守の森として残る程度です。クスノキの古木と一緒にいつまでも残したいものです。

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2008年2月17日 (日)

姫路城のクロガネモチの赤い実

Kuroganemoti  先週、仕事で神戸に行きましたが、1日だけ休みがあり、古い仲間である知人に案内して頂き、世界文化遺産である姫路城に行きました。天守閣にも上り高さを実感ましたが、やはり下から見る荘厳さと優美さに圧倒させました。白鷺城と言うにふさわしい優雅さを備えたお城でした。
 写真はお堀の橋の付近にあった古木のクロガネモチ(黒鉄黐)を姫路城を背景にして撮ってみました。ちょっと赤い実が黒ずんできていますが、お城をバックに赤い実を鈴なりにつけた樹形の良い様を取ることができました。クロガネモチは以前広島平和記念公園のものを紹介しましたが、植栽されている場所により、また、趣が異なるようです。

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2008年2月10日 (日)

兼六園のモチノキの実

Motinoki  今週も先週・先々週に続き、金沢の兼六園の樹木を紹介します。今週取り上げるのは、武蔵野でもよく見かける樹木で珍しいものではありませんが、大きな鮮やかな赤い実(1cmぐらい)をたくさんつけたモチノキ(黐の木)を見たのは初めてで取り上げて見ました。この樹木は雌雄異株だそうで、私がいつも見てのは雄株のようで実がない状態のものばかりです。やっと、この庭園で鮮やかな赤い実を見ることができ、思い出に残る樹木になりました。
 この樹木について調べて見ると、本州(山形県、宮城県以南)~沖縄、朝鮮半島南部、中国、台湾の海岸に近い山地に分布する常緑性高木でモチノキ科モチノキ属に分類させるそうです。名前の由来はこの樹木の樹皮から鳥黐を取ったことによるそうで、質が良いことから「本黐」とも言うそうです。
 花期は4月ごろだそうですが、今年は武蔵野で雌株の淡黄緑色の花を見たいものです。

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2008年2月 3日 (日)

兼六園のキササゲの実

Kisasage  先週に続き名勝の兼六園の樹木を紹介します。写真の樹木はキササゲで庭園には3本ほどありましたが、瓢池の畔にあったキササゲが風景とマッチして風情がありました。というのも、この樹木には写真に挿入したように30cm程の実が塊で多数ぶら下がっており、冬枯れの庭園に一つの風情をつくっていました。
 この樹木について調べて見ると、中国中南部の原産で日本には古くに渡来した落葉性高木で、ノウゼンカズラ科キササゲ属に分類されるそうです。
 名前の由来は実の形状がササゲ(マメ科)に似ていることから、木ササゲになったそうです。
 花は6~7月ごろに円錐花序で黄白色の花序を多数つけるそうですが、私はまだ見ていないので今年は観察したいものです。

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2008年1月27日 (日)

兼六園のマンサクの花

Mansaku 先週、仕事で北陸をひと回りしましたが、ちょっと時間が取れたので、名勝の一つである兼六園に立ち寄りました。この庭園では風物詩になっている大小の雪吊りが常緑樹に多数見られ、風情と細かな手入れの良さを感じました。
 そんな冬の装いの庭園ですが、花の咲いている樹木もあり、「冬桜」、「素心蝋梅」、「満作」の樹木でした。どう言う訳かわかりませんが、いずれも1本づつしかなく、大事に育てられているようです。
 ソシンロウバイ、マンサクは梅林の中にありました。ソシンロウバイが咲いているのは理解できますが、マンサクがまだ梅が咲いていないのに咲き始めているのに驚かされました。名前の由来のひとつのように「先(ま)ず咲く」を実践しているようにも見えます。。
 特に金沢の厳冬に耐えて咲いている花は一段と色鮮やかに見えました。

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2008年1月20日 (日)

後楽園のソテツ畑

Sotetu  先週、仕事で岡山に行きましたが、ちょっと時間が取れましたので日本三名園の一つである後楽園に立ち寄りました。庭園の草木は冬枯れの状態でサザンカ以外は咲いていませんでした。そんな中で岡山城に近いほうにソテツ(蘇鉄)畑があり、桃山時代からある由緒ある畑のようなので写真を撮りました。この庭園は江戸時代の元禄ころの完成だそうですので、もっと昔から南国の樹木がこの地にあったのに驚かされました。午後4時頃の撮影のため、写真が補正しましたが、まだ、暗いようです。
 一株だけ種子と思われる球形の塊がありましたので写真に挿入しました。朱赤色が少し見えますので多分、種子でしょう。
 

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2008年1月13日 (日)

花弁が丸形のマンゲツロウバイの花

        Mangeturoubai_2     新聞に府中市郷土の森博物館のロウバイが見ごろを迎えているとの記事に誘われて先週の後半、現地に出かけました。博物館といっても古い建物もありますが、梅を主体とした森の博物館のようです。
 梅園の奥(多摩川沿い)にロウバイの小径があり、数十本のロウバイが一角にあり、心地良い香りを伴って花盛りを迎えていました。主な樹木には表示がされており、ロウバイ、ソシンロウバイ、マンゲツロウバイの3種類があるようです。ロウバイ、ソシンロウバイの花弁は薄い黄色の剣弁で素朴に見えますが、マンゲツロウバイ(満月蝋梅)の花弁は濃い黄色の丸弁でちょっと優雅見えます。
 写真はロウバイの小径の途中でマンゲツロウバイを主体に撮ったものです。
 まだ、蕾の樹木もあるようですので今月いっぱい楽しめるようです。

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2008年1月 6日 (日)

平和公園の印象深いクロガネモチの真赤な実

Kuroganemoti  2週にわたって広島にある樹木を取り上げましたが、3週目も広島平和公園にあった印象深いクロガネモチ(黒鉄黐)を取り上げて見ました。
 この樹木は広島平和記念資料館入口の建物の近くにあり、あまり大きな樹木ではありませんでしたが、たわわに真赤な実をたくさんつけていました。広島市内の路面電車から見た街路樹は葉の方が多いようでしたが、この樹木は葉より真赤な実のほうが多い見栄えのするものでした。特に資料館の原爆の悲惨な写真等と共にこの樹木も心の中に残るものになりました。
 この樹木について調べてみると、本州(関東・福井以西)~沖縄、朝鮮半島、中国、台湾等の暖地に生育する常緑高木でモチノキ科モチノキ属に分類されるそうです。モチノキと同じく雌雄異株で、また、同じくその樹皮から鳥黐(とりもち)採れるそうです。
 花期は5月~6月ごろだそうですが、私はまだ花を見たことがないので今年は是非見たいものです。
 

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2007年12月30日 (日)

原爆ドーム近くのセンダンの果実

Sendan  先週に続き広島に植栽されていた樹木を取り上げて見たい思う。写真は原爆ドーム近くにあったセンダン(栴檀)であり、落葉した後もたくさんの黄褐色の果実をつけており、ひときわ目立つ存在でした。広島市内の街路樹・公園樹は常緑樹が多いようでしたが、広電の路面電車からはけっこう果実をつけたセンダンが見られました。
 この樹木を調べてみると、四国、九州、沖縄、朝鮮南部、中国、台湾等の温暖な地域に自生する落葉高木でセンダン科センダン属に分類されるそうです。なお、最近は公園などに植えられたものの逸出、野生化で関東以西の本州でも自生が見られるそうです。
 「栴檀は双葉より芳し」の諺がありますが、これはセンダンではなく「ビャクダン(白檀)」だそうです。
 写真の中に今年の5月下旬に武蔵野で撮った花を挿入しましたが、ムクロジなどと同様に花からは果実が想像できません。
 

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2007年12月23日 (日)

原爆ドーム前のクスノキ

Kusunoki 先週1週間、臨時の仕事で広島に行きましたが、1日自由な時間がとれて平和公園などを散策しました。広島の象徴的な原爆ドームに行きましたところ、高木のクスノキ(楠)があり、たくさんの黒紫色の実をつけていました。戦後に植樹されたようですが、枝に苔のような草が生えており、かなりの樹齢のようです。ホテルに帰る際、川縁を歩いていると、この樹木は広島市の木で、普通の大きさで4人分のCO2を吸収すると表示板に書いてありました。
 帰って、この樹木について調べてみると、本州(関東南部以西)~九州、朝鮮半島南部、中国中南部の暖地に分布する常緑高木でクスノキ科クスノキ属に分類されるそうです。
 クスノキ科の植物は花をもつ植物の中でも特に原始的で単子葉植物などとともに進化の初期段階に枝分かれしたグループの一員だそうです。花は小さく地味だそうで、目に触れにくいそうですが、一度原始的な花構造を見てみたいものです。
 ネットで調べた際、被爆したクスノキがまだ残っているそうですが、人類の戒めとして今後も残したいものです。
 

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2007年12月16日 (日)

初冬に映えるウメモドキの真っ赤な実

Umemodoki  武蔵野と狭山を結ぶ遊歩道(通称グリーンロード)を散歩していると、畑の一角に真っ赤な実をつけた樹木に出会いました。周りの落葉樹は葉が落ちており、冬枯れの中で鮮やかな真っ赤な実がひときわ目立つ存在でした。
 早速帰ってネットで調べてみると、本州から九州までの湿地に分布する落葉低木でモチノキ科モチノキ属に分類されるウメモドキ(梅擬)であることがわかりました。ただ、この樹木の名称がウメに似た木ということですが、諸説あり、何がウメに似ているのかはっきりしないようです。これだけ鮮やかな真っ赤な実をつけるのですから新しい名前をつけてやりたいものです。
 この樹木は庭木や公園樹として植えられていますが、雌雄異株のため、真っ赤な実を楽しむには両方を植える必要があるそうです。
 晩冬まで真っ赤な実が残るそうですから、小鳥に食べられなければ、まだまだ楽しめます。               
 

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2007年12月 2日 (日)

たわわに実ったヒメリンゴの果実

Himeringo  小春日和に誘われて近くの武蔵野中央公園を散歩していると、たわわに実ったヒメリンゴ(姫林檎)の小さな濃紅色の果実に出合いました。まだ、この樹木にはいくらか紅葉した葉が残っており、また、周りが紅葉しているのであまり目立ちませんが、すべてが落葉するとかなり目立つ存在になるでしょう。
 この樹木について調べて見ると、「エゾノコリンゴ」と中国原産の「イヌリンゴ」の雑種という説と、「イヌリンゴ」と同じものという説などがあり、出どころがはっきりしませんが、落葉小高木でバラ科リンゴ属に分類されるそうです。名前は小さくて可愛らしいリンゴのような果実をつけることから「ヒメリンゴ」と呼ばれるようになったようです。
 写真の左下に今年4月下旬に撮影した花を挿入しましたが、蕾の時は紅色で、開花して淡紅色からだんだん白色になるグラデーションのきれいな変化が楽しめる花を咲かせます。
 落葉後も長期間にわたり、たわわに実った果実が残るそうですのでこれからもまだまだ濃紅色の果実が楽しめます。
 
 

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2007年11月25日 (日)

晩秋に映えるムラサキシキブの果実

Murasakishikibu  「武蔵野の散歩道」ブログも今回で100回目を迎えました。1週間に1回だけの投稿ですが、武蔵野の散歩道での自然の樹木の花・果実を綴り、2年弱かかりました。
 今回は武蔵野にも多く見られる秋の代表的な果実であるムラサキシキブ(紫式部)取り上げて見ました。晩秋の紅葉の中でも高貴な感じの紫色の果実は一段と映えています。
 この樹木について調べて見ると、北海道~沖縄の日本中にあり、朝鮮半島、中国、台湾と広く分布する落葉低木でクマツヅラ科ムラサキシキブ属に分類されるそうです。名前の由来は果実の美しさを「源氏物語」作者の紫式部に例えたものと言われているそうです。
 写真の左下には6月初旬に撮影した淡紫色の花も挿入しましたが、それなりにきれいな花ですがあまり目立たない存在でした。この樹木はやはり鮮やかで美しい紫色の果実ですね。

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2007年11月18日 (日)

晩秋に咲くシロダモの花

Shirodamo  秋が深まり、寒さが増してきましたが、そんな中でもけなげにも咲く花があります。晩秋に咲く花は数が少ないですが、シロダモもその一つです。散歩の途中で市の自然公園にあるシロダモを観察していましたが、やっと葉腋についた黄色の散形花序を撮影することができました。あまりにも高い枝に数個づつこじんまり咲いており、観察していなければ見落としそうな花です。
 この樹木について調べて見ると、本州の東北南部以西、四国、九州の山地や丘陵地に分布する常緑高木でクスノキ科シロダモ属に分類されるそうです。名前の「ダモ」の意味は不明ですが、「シロ」は写真に示すように葉の裏が白いことに由来するそうです。
 この樹木も雌雄異株で、写真は雄株の花のようで写真の左下に挿入したように多数の雄しべがきれいです。別の場所で撮影しましたが、雌株は写真の右上に挿入したような赤い実をつけており、それより枝先に小さな黄色の散形花序を数個つけています。どうも実が熟すのに1年かかるようで花と同時見られる珍しい樹木のようです。

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2007年11月11日 (日)

ちょっとさびしげにまばらに咲くフユザクラの花