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2008年5月25日 (日)

気品あるオオバオオヤマレンゲの花

Oobaooyamagenzi_7  先週の金曜日、陽気に誘われて自転車で神代植物公園に散策に出かけましたが、バラの花が最盛期で多くの入場者で賑わっていました。そんな中、園内を回っていると、以前からどこかで出合いたいと思っていたオオヤマレンゲ(大山蓮華)に出合い、感慨無量でした。あまり大きな樹木ではありませんが、横向きか、やや下向きに花をつけてひっそり咲いており、花には気品がある花でした。
 早速帰ってこの樹木を調べてみると、本州(関東以西)、四国、九州、中国の限定された深山にしか自生しない落葉低木で、モクレン科モクレン属に分類される、大変、自生の少ない樹木のようです。名前の由来は奈良県の大峰山系に自生し、花の形が蓮華に似ていることによるそうです。
 ただ、気になるのが、自生している花の雄しべが黄色のようですが、今回ものは、濃紅色です。たぶん、花の特徴から、オオバオオヤマレンゲ((大葉大山蓮華)朝鮮半島~中国東北部に自生)でしょう。こちらが母種で、日本に自生するものが亜種だそうです。
 一度、自生地にあるオオヤマレンゲの花を見たいものです。

        

 

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2008年5月18日 (日)

小さな蝋細工のようなイボタノキの花

Ibotanoki  風薫る5月の陽気に誘われて、多摩湖自転車道を自転車で通っていると、今年の枝先に総状花序を出して、白い小花をたくさんつけた樹木に出合いました。写真に挿入したように花冠は、長さが約8㎜の筒状漏斗型で、先端が4裂して、黄色の雄しべが2個ある小さな蝋細工ような花でした。
 早速帰ってこの樹木を調べてみると、北海道~九州の山野の林縁に広く分布する落葉低木で、モクセイ科イボタノキ属に分類されるイボタノキ(水蝋の木)であることが分かりました。名前は、樹皮につくイボタロウムシに由来するそうです。
 この虫の出す蝋物質はイボタロウ(蝋)と言い、昔は薬用や家具の艶出しなどに使われていたそうです。
 今回初めてこの樹木がネズミモチやトウネズミモチと同じ属であることを知り、意外と思いましたが、果実が球形に近い楕円形で紫黒色に熟すそうですので納得しました。

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2008年5月11日 (日)

新緑に雪が積もったようなヒトツバタゴの花

Hitotubatago  五月の連休の最後に小平市にある東京都薬用植物園に行きました。この植物園には一般に栽培が禁止されているケシなどの薬用植物と絶滅危惧の植物が収集され、栽培されています。植物園は1万坪弱でそんなに広くはありませんが、珍しい草木もたくさんありました。そんな中でも大きな樹木で新緑に雪が積もったような樹木が2本あり、写真に挿入したように単体は清楚な花ですが、集合体になると華やか花に見える樹木です。初めての出合いの樹木であり、表示をのぞくと、「ヒトツバタゴ」で絶滅危惧II類(VU)と書いてありました。
 早速ネットでこの樹木を調べてみると、愛知・岐阜県境付近と長崎県対馬、朝鮮半島、中国大陸東部、台湾の一部に隔離分布する珍しい樹木でした。落葉性高木でモクセイ科ヒトツバタゴ属に分類されるそうです。別名「ナンジャモンジャ」というそうですが、昔、名前のわからなかった樹木に、この名前が多数ついているようです。
 雌雄異株ですが、「雌株」がまだ発見されていないようで、両性花の株と雄花の株のみが確認されているようで珍しいことです。
 ただ、どの自生地も個体数が減少しているようで、今後、温暖化等の環境の変化による更なる個体数の減少が心配です。

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2008年5月 4日 (日)

アジサイのようなオオデマリの白い花

Oodemari  武蔵野も若葉から青葉に変わりつつありますが、連休どこにも行くところがなく、いつもの小金井公園に出かけました。あちこちにあるふじ棚が微妙な色合いの違いがあり、それぞれ趣がありました。今回は公園中央部北側の場所にある満開を迎えているオオデマリ(大手毬)を取り上げて見ました。このオオデマリは写真に示すように数本で山形の樹形をなして、アジサイのような純白の集散花序を枝いっぱいつけており、公園でもひときわ見栄えのする存在でした。
 この樹木について調べて見ると、ヤブテマリの園芸品種で、スイカズラ科カマズミ属に分類される落葉低木だそうです。原種は花序の周辺にだけ装飾花をつけているそうですが、この樹木は品種改良により、花序の花すべてが装飾花なったそうです。だから写真に挿入したように花序の花には雄しべ、雌しべが退化してありません。
 一度、原種のヤブデマリの花を見たいものです。

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